R type

QUANTUM PAGOTA

2018/08/23 | Installation

PIC

title //QUANTUM PAGOTA
date // Aug 2017
place //Oregon USA
size// h:10m w:5m d:5m
material //木材、各種廃材ーwoods,scrap metal, wood scraps, plastic scraps flexible metal tube etc



Inspitation from quantum computer .
0 and 1 or clock wise and counterclockwise , DO together.
its like a our concept idea,
Right side but Left side ,
Rubbish but Art materials, Art materials but rubbish,pack down and set up do together,,,

自分たちR type Lチームは、会場にある湖のほとりでインスタレーションを製作しました。
プロジェクトネームは『QUANTUM PAGOTA』 です。
QUANTUMとは量子のことで、今年発表された量子コンピューターにインスパイアされて命名しました。
スーパーコンピューターより格段に進んだ次世代の計算能力を持つ、そのクゥオンタム コンピューターの仕組みは、
絶対零度の電気抵抗が0に等しい容器の中で、0と1が同時に意味をなし、右回りと左回りが同時に起きることで、高次元の計算が可能となる、とざっくり解釈しております。
それがまるで、右だけど左、ゴミだけどアート素材、と言うRtypeLのコンセプトに通じるものを感じたからです(すごく強引ですが)。

今回のオレゴンでのイクリップスフェスへの参加は2012年のオーストラリアでのイクリップスフェス参加からの縁でもあり、必然的な流れとして4年前から計画を始めていたプロジェクトでした。
慣れ親しんだ素材や足場パイプなど資材がない中で、そして日本と同じ北半球ということもあり、少ないスタッフも短い滞在期間をフルに製作に当てての激しい日々でした。

会場はまさに西部の荒野で、標高は1300mほどあり、気温は早朝は5℃近くまで下がり、昼過ぎには35℃を越す内陸の乾燥地帯で埃っぽく過酷な状況を1ヶ月以上をテント生活で過ごしました。プレッシャーからくるストレスで、自分の寝言がすごく、それで起きてしまうくらいでした。それくらい意地になっていましたが、
結果的に自分たちのプロジェクトは未完成の状態でイベントは始まってしまいました。 素材集めと構造作りに時間がかかり、取り付けきれなかったり、照明機材の段取りもうまくいかず、夜の演出など物足りない感じになってしまったりと反省点をあげたらきりはないのだけれども、
多くの人を巻き込み、助けられ、焦りつつも楽しい冒険に満ちた時間を過ごしました。
量子の世界では<全てが可能!>であり、
<未完成でも、不完全でも、あるべき姿が完全であり完成体>
どのベクトルに、どんだけ心を込めた熱量を発したか、が重要なことだと、
自分たちで勝手に理解をしました。
理想は高く持ちたいし、うまいことやれる要領の良さと技術も必要だ。
しかしまた、自分たちの愛すべき不器用さは大事にしたい物語のエッセンスの一つなのかもしれない。

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